ケーススタディ
アナリストの視点:スタジオ で強化されたワークフロー
ハイパフォーマンスワークフローの実現に スタジオ がどう役立っているかについて、ノルウェーサッカー協会 シニアパフォーマンスアナリスト、アンディ・フィンドレー氏にお話を伺いました。
フィンドレー氏は、A代表や協会のユースチーム (男子・女子チーム) におけるライブ分析や試合後分析を提供しています。「可能な限りスムーズかつ詳細なコミュニケーションプロセスを実現できる構造を、試行しながら構築したいと考えています。」と同氏は述べています。
効率的なワークフローの開発においては、単純作業にかかる時間を節約して、より多くの時間を詳細な分析に割く、そのための方法を見つけることが重要な割合を占めています。スタジオ により、効率が高まり、ハイパフォーマンスワークフローが実現します。これは特に時間が限られた状況でフィンドレー氏の助けとなっています。
「1 週間でアウェイでの試合が 2 回、ホームでの試合が 1 回行われますので、とても慌ただしいです。」と同氏は述べています。「クリップの始めからキャリブレーションが自動化されていますので、準備に時間がかかりません。クリップをインポートし、分析し、アウトプットを準備する。ただそれだけです。適応性と効率性が実に優れていると思います。」
スタジオ では、Hudl Sportscode ユーザーは、 マルチアングルのビデオパッケージにプロフェッショナルで動的な描画や視覚表現を素早く追加できます。この新しい強力なワークフローは、Hudl の製品エコシステムに統合されているため、フィンドレー氏のチームはこれを簡単に導入できました。
「一般に、テレストレーターには、コーチが使うのを敬遠したくなる要素があります。山ほどのタイムライン、画像、エフェクト、ウィジェットを目にすれば、こんなことに時間を使っていられない、と思うのです。」と、フィンドレー氏は述べています。「しかし スタジオ なら、コーチと選手のマンツーマンセッションで、その選手を円で囲んでトラッキングしたり、場所をハイライトしたりするのに、2 分しかかかりません。
「セッションから戻るコーチのために、注釈付きの 5 ~ 10 本のクリップを簡単に作成でき、準備しておくことができます。完璧な選手向けプレゼンテーションも 30 分で完成します。」
コーチと直接連携することは、アナリストのワークフローの重要な部分です。そして スタジオ では、クリップを手早く編集できます。スタジオ は Hudl Sportscode から直接起動して、ビデオパッケージやグラフィックパッケージを双方向で簡単に共有でき、映像をインポート/エクスポートしたり、何度も再調整したりする必要なく簡単に変更を行うことができます。
「オフィス、スタジアム、自宅、どこにいても、 Sportscode から直接このアニメーションツールに移動できます。とても簡単です。」と、フィンドレー氏は述べています。「また、プレゼンテーションツールとして、コーチと一緒に座って 2 つの画面で作業しながら、インスタンスをその場で編集できます。自分のノート PC で スタジオ の編集画面を開き、外部モニターにアウトプットやプレゼンテーションを表示させることにより、ワークフローを高速化できます
「エクスポートする、またはオーガナイザーに戻って使用するための、アウトプットのクオリティは、プレゼンテーションや高品質で洗練されています。」
「優れた時間効率は大きな特徴です。非常に使いやすく、効率的です。」アンディ・フィンドレー、ノルウェーサッカー協会 シニアパフォーマンスアナリスト
フィンドレー氏と同氏のノルウェーを拠点とするチームは、スタジオ を最初にテストした一組織として、新しいワークフローと従来のワークフローの違いを明らかにしてくれます。チームを大きく感心させた主な機能の一つに、自動トラッキングがあります。視覚表現を使用して選手を手動でトラッキングする必要はなくなりました。選手をハイライトするだけで、コンピュータビジョンが処理してくれます。
プロフェッショナルで動的な描画を追加できること、そして、Wyscout と直接同期できることもまた、時間の節約に貢献しています。
「自動トラッキングにしろ手動トラッキングにしろ、円を描画する際に選手名をドラッグ &ドロップして重ねることができる機能は、とても便利です。」と、フィンドレー氏は述べています。「たとえば、Wyscout からチームを登録している場合、これは自動的にサイドパネルに表示されます。選手を映像にドラッグすれば、選手名と背番号が合わせて自動的にトラッキングされます。入力したり、手動で多くのテキストを追加したりする必要がないので、時間を節約できます。そしてすべてが自動的にリンクされます。ほんの 10 ~ 15 秒のことかと思われるかもしれませんが、20 ~ 30 のクリップを処理し、1 クリップあたり 4、 5 人の選手を追加しなければならないとなると、週単位や月単位で考えれば、かなりの時間を節約できることになります。」
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